初心者向けだけでなく中級者向けの優秀なツールも知りたい!
そんな疑問を抱えた方向けの記事です。
- キーワード選定のための初心者向け無料ツールが分かります
- キーワード選定のための中級者向け有料ツールが分かります
トラハックこと私は、当サイトとは別のWordpressブログを2018/9に開設し、3ヶ月後に検索順位1位を獲得しています。
アフィリエイターやブロガーの方に「正しい方法で戦えばSEOをハックできる」ことをお伝えしたいので、この記事を書いています。
↓参考までに、「エビオス錠」という整腸剤について書いた記事で検索順位1位を獲得したエビデンスです。

どのようなツールを活用して検索順位1位を目指しているか、見ていきましょう。
Contents
SEOキーワード選定においてツールを使うべき3つの理由

SEO対策のためにキーワード選定を行う際、「なぜツールを使うのか?」を明確にすることで効果的にツールを活用しましょう。
“サジェストワード”でユーザーが検索するキーワードを網羅するため
キーワード選定を行ううえで私が最重要視しているのは”サジェストワード”です。
記事を書き始める前にサジェストワードをリサーチしましょう。
ユーザーが検索するキーワードを知ることができるからです。
サジェストワードとは、検索窓でキーワードを入力すると表示される候補のことです。
一定の検索数があるキーワードの組み合わせのみ、サジェストに表示されます。

サジェストを網羅したコンテンツは、検索エンジンに評価されやすい傾向にあります。
一方、「サジェストを網羅するだけでは意味がない」という意見もあります。
確かにその通りです。
否定しません。
なぜなら「サジェスト網羅はあくまで検索順位をあげる手段の1つだから」です。
- “サジェスト網羅”によってユーザーの検索ニーズに応え、
- “競合調査”をして現在の検索結果にどのような情報が提供されているか知り、
- “独自性のあるコンテンツ“を生み出して提供する。
上記のプロセスを通ることが大切なのです。
あなたのコンテンツの検索順位を知ってSEO効果を確認するため
次に、あなたのコンテンツがどのキーワードで何位なのかを知るために、検索順位チェックツールを使います。
「あなたのキーワードの選び方は正しかったのか?」
「あなたのコンテンツの作り方は正しかったのか?」
これらを確認する必要があるからです。
例えるなら、検索エンジンという大海原で「自分の進んでいる方向が正しいのか」を知るための”コンパス”あるいは”航海図”として検索順位チェックツールを使います。
「検索順位を追い求めたコンテンツはユーザーのためになっているのか?」と思われるかもしれませんね。
しかし、Googleのアルゴリズムはユーザーが求めるコンテンツを自然と上位表示させるので、“検索順位”は指標の1つとして確実に役立ちます。
閲覧者1人1人に「この記事は役に立ってる?」なんて聞くことはできないですからね。
検索順位チェックツールを使うことで、キーワード選びやコンテンツ作りの方向性を確認・修正し、モチベーション維持につなげましょう。
ユーザーにより多く検索されるキーワードを知るため
検索ボリュームチェックツールを使うことで、あなたが選ぼうとするキーワードが何回検索されているのか知っておきましょう。
検索ボリュームチェックツールを使う理由は、そもそも検索されないキーワードを知ることで無駄な時間を使わないためです。
ただし、正直に申し上げると私は検索ボリュームをあまり気にしていません。
最低限”検索されるキーワードであること”は確認します。
しかし、キーワード選定において重要なことは”ユーザーにクリックされるキーワードであること”です。
なので、検索ボリュームが少なくても競合が少ない/弱いキーワードであればチャンスだと思って積極的に上位表示を狙います。
検索ボリュームチェックツールは競合の強さに注目して使うと良いでしょう。
おすすめのSEOキーワード選定ツール【目的×レベル別】

さて、ここからが本題です。
おすすめのキーワード選定ツールを初心者向けと中級者向けに紹介します。
初心者向けSEOキーワード選定ツール【無料】
サジェストワード取得ツール
サジェストワードを取得する無料ツールなら以下の2つがオススメです。
この2つのツールは、指定したキーワードのサジェストワードを全て取得してくれます。
サジェスト一括DLツールならば、サジェストワード取得結果をCSVに出力することができます。
どちらのツールも無料のわりに便利なのですが、あえて挙げるならば以下のデメリットがあります。
- 手動で検索が必要
- 検索結果を集積する仕組みがなく、サジェストワードが変化しても気づくことができない
このデメリットをカバーしたツールが、記事後半で紹介する”サジェストワード自動集積ツール”です。
検索順位チェックツール
無料の検索順位チェックツールなら、”Google Search Console“(通称:サチコ)を使いましょう。
その名の通りGoogleが提供しているツールなので、正確なデータを見やすいグラフで表示してくれます。
パフォーマンスレポートから期間を指定して、以下の4項目をチェックできます。
- クリック数:検索結果画面からユーザーがクリックしてあなたのサイトへアクセスした回数
- 表示回数:検索結果画面に表示された回数
- CTR:クリック率 = 表示回数 / クリック数
- 掲載順位:検索結果で何番目に表示されているか
やはり重視すべきはCTRと掲載順位です。
CTRが高い=収益化できます。
掲載順位で1位を取れた場合、そのキーワードの検索結果全体の20~30%のクリック数を得ることができます。
※CTRが20~30%になるわけではありません。
定期的にサチコを確認して掲載順位とCTRをチェックしていきましょう。
想定外の順位変動があった場合は対策が必要です。
また、CTRが低いコンテンツには、タイトルやメタディスクリプションを修正する施策を打つと良いでしょう。
検索ボリュームチェックツール
検索ボリュームチェックツールで最も有名なのは”Googleキーワードプランナー”です。
私は基本的に、似たようなキーワードの組み合わせで以下の条件にあてはまるキーワードを選択するために使います。
- 検索ボリュームがより多い
- 競合が弱い(重要!)
例えば「SEO キーワード 選定」と「SEO キーワード 選び方」は、競合性は同じ低さでも検索ボリュームが異なります。
この場合は迷わず「SEO キーワード 選定」を選びます。
↓「SEO キーワード選び方」の検索ボリュームが10~100であるのに対して
「SEO キーワード 選定」の検索ボリュームは100~1000!
しかし、さらに機能性の高い検索ボリュームチェックツールが”Ubersuggest”です。
”Googleキーワードプランナー”ではアバウトにしか表示されない検索数を正確に表示してくれます。
使わん手はないね。
検索数と競合性チェックのために検索ボリュームチェックツールを有効活用しましょう。
中級者向けSEOキーワード選定ツール【有料】
ここからは中級者向けの有料ツールを紹介します。
先にお伝えしておきます。
正直、ブログやアフィリエイトを始めたばかりの方は無料ツールで十分だと思います。
これは「初心者だから」と「無料ツールで十分」言っているわけではなく、まだ収益化できていないうちに無理して有料ツールを使う必要がないからです。
有料ツールは確実に高品質ですが、無料でも優れた機能を持つツールは数多くあります。
そうとは限りません。
以下の条件にあてはまる方には有料ツールをオススメします。
- 検索ボリュームの大きなキーワードで競合サイトに勝って1位を狙いたい
- リサーチ時間をお金で買うことでコンテンツ制作に注力したい
サジェストを取得するなら”サジェスト自動集積ツール”がオススメ
毎日変化するサジェストワードをすべて網羅するなら、サジェストワード自動集積ツールを使いましょう。
“関連キーワード取得ツール“は”検索結果を集積する仕組みがない”ことがデメリットだとお伝えしましたね。
この理由は「過去にユーザーニーズのあったキーワードを網羅できないから」です。
サジェストワードはユーザーの検索に応じて毎日4~5語変化しています。
なので、”ある日に取得したサジェストワード”=”ユーザーが求める情報を網羅したキーワード”ではないのです。
したがって、競合サイトに差をつけて検索上位を獲得するためには、日々変化するサジェストワードの差分も含めてキーワードを網羅する必要があります。
このツールを使わずにサジェストワードを集積するには、毎日「関連キーワード取得ツール」で検索した結果をエクセルやスプレッドシートにまとめなければいけません。
この作業を真面目にやると毎日30分ほど時間を取られてしまいます。
サジェストワード自動集積ツールの詳細はコチラをご確認ください。
簡単にメリットをまとめておきます。
- 取得したサジェストワードを集積できる
- 前回取得したサジェストワードとの差分が一目で分かる
- 複数のキーワードを登録しておき、1クリックで全てのサジェストワードを自動取得できる
このツールは月額¥2,000(2019/1時点)ですが、“30min * 30日 = 15時間”の時間を買えるのなら使わない手はないと思います。
検索順位チェックなら”GRC”が鉄板
有料の検索順位チェックツールならば”GRC”が鉄板です。
SEOツールラボが2004年から提供している歴史の長いツールですが、今も多くの方に愛用されています。
“GRC”を使うと検索数と検索順位を常にトレースすることができます。
Googleのアルゴリズム変化に敏感になれるので、検索順位1位を狙う戦いを有利に進めることができます。
“GRC”は表形式とグラフ形式でデータを表示可能です。
複数サイトと複数キーワードを登録しておくことで、1ウィンドウで一括管理できます。
“GRC”の無料版は3URL(サイト)・10検索語を登録可能です。(2019/1時点の情報)
しかし、ちょっと少ないですね。
有料版ライセンスについてはSEOツールラボさんの公式情報をご確認ください。
「ただの検索順位チェックにお金を払うの?」と思うかもしれませんが、ツールを用いてより多くのシグナルを拾えた方が、SEOという戦場では有利になります。
株式会社ウィルゲートが運営するメディア”プロモニスタ”の記事に、Google検索アルゴリズムに影響する261項目がまとまっているので参考までに。
“GRC”の無料版やベーシックプランをまずは使ってみて、その効果を体感してみると良いでしょう。
以上、SEO対策のためのキーワード選定ツール紹介でした。
- 無料のサジェストワード取得ツールなら”関連キーワード取得ツール”と”サジェスト一括DLツール”
- 無料の検索順位チェックツールなら”Google Search Console”
- 無料の検索ボリュームチェックツールなら”Googleキーワードプランナー”か”Ubersuggest”
- “サジェストワード自動集積ツール”でサジェストワードをまとめる時間をお金で買ってしまおう
- “GRC”を使ってより多くのシグナルを拾い、競合サイトに差をつけよう