いくつかキーワードの候補を挙げてみたけど、上位表示できるキーワードなのか分からない。
SEOキーワードはどうやって選べばいいんだろう?
ご自身のサイトやブログで商品を売りたいと考えている方は、上記したような“SEOキーワードの選び方”で悩んでいないでしょうか。
そんな悩みを抱えた方に向けた記事です。
- 上位表示できるSEOキーワードの選び方・探し方
- 選定したSEOキーワードで上位表示させるための記事作成までに必要な手順
上位表示させやすいSEOキーワードの選び方にはルールがあります。
闇雲にSEOキーワードを探すのではなく、ルールに則った上でツールを有効活用して実行結果から教えてもらいましょう。
私はブログ広告とアフィリエイト、そして独自コンテンツ(自動化ツール)の販売で収益を得ています。
ビジネスモデルの性質上、SEOを攻略して検索上位を取ることが必須です。
私が収益化のために学んできたSEOキーワード選びのコツをこの記事でシェアします。
Contents
あなたの商品の軸となるSEOキーワードを選ぶ

まずはあなたが売りたい商品の”軸”になるキーワードを選びます。
自社商品のためのSEOキーワード選び
あなたが自社サイト・ブログ経由で売上を伸ばしたいなら、自社商品や自社コンテンツと関連性の高いキーワードを選びましょう。
間違っても「商品名」で上位表示させようとしないでください。
あなたの商品がよほど有名でない限り、ユーザーが「あなたの商品名」を検索してくれることはないからです。
なので、以下条件に当てはまるSEOキーワードを選びます。
- 一定数のユーザーが検索するキーワード
- あなたの商品と関連性が高いキーワード
例えば私の場合、当サイトを通して”Auto Suggest Words”というサジェストワードを自動集積するSEOツールを販売しています。
このツールと関連性の高いキーワードとして”SEO キーワード”を選択しました。
なので、当サイトには「SEOキーワードの選び方」や「SEOキーワードの入れ方」などの記事が存在します。
そしてその記事内では「サジェストワードの重要性」や「自動化ツールを使うメリット」などを語ることで、“私のツールを使った方がいい理由”を読者に与えています。
関連性の高いキーワードの記事内で”あなたの商品”の有用性を伝えることで、ユーザーが商品を購入する理由を作ってあげましょう。
アフィリエイト商品のためのSEOキーワード選び
アフィリエイトで商品を売りたい場合は、”商標ワード” + “CVワード”の組み合わせを選ぶことが鉄板です。
“商標ワード”だけでなく“CVワード”と組み合わせる理由は、その複合キーワードで上位表示できると売り上げが爆増するからです。
“商標ワード”はあなたが売りたい商品名のことですね。
ただし、“商標ワード”だけで上位表示させようとしても1位は当然公式サイトですし、”商標ワード”だけで検索するユーザーは「どのような商品か」を知りたいだけです。
そこで、“CVワード”に「ユーザーが検索してから購入するまでの心理的距離が近い」キーワードを選びます。
「競合が強そう…」と思うやろうけど、売り上げを伸ばしたいならこのキーワードで上位表示させることは必須やね。
上記の軸を意識していれば、どんな商品でも迷うことなくキーワードを選べるでしょう。
選定したSEOキーワードをツールで調査する

さあ、軸が決まったので、あとは記事に設定するSEOキーワードを自由に想像してください!
なんてことは100%ありえません。
しっかりとSEOキーワードを調査しましょう。
SEOキーワード選定には無料/有料のツールを使います。

検索結果と検索ボリュームと競合性をチェックする
軸となるSEOキーワードを選んだとはいえ、最適な選択であったかはまだ判断できません。
なぜなら、個人がどれだけ努力しても上位表示を取れないキーワードが存在するからです。
判断方法の1つが、実際に選定したSEOキーワードで検索してみることです。
検索結果の1ページ目が以下に分類されるwebページで埋め尽くされている場合、かなり厳しいので、他のキーワードを選び直してください。
- 大手ECサイト(Amazon、楽天など)の商品ページが多い
- 大手価格比較サイト(価格.com、最安値.comなど)のページが多い
逆に、検索結果に以下が含まれている場合は、個人が上位表示を取れるチャンスキーワードだと判断してください。
- 個人ブログ・アフィリエイトサイトのページが多い
- 検索連動型広告(検索結果のトップに表示される[広告]と書かれたページリンク)が表示されている
検索結果に表示されるwebページを見れば選定したキーワードで上位表示を取れるかどうか大体分かります。
検索ボリュームや競合性を詳しく知りたい方は”キーワードプランナー”や”Ubersuggest”でチェックしてみてください。
サジェストワードを洗い出してユーザーニーズを網羅する
上位表示できるSEOキーワードだと判断できたら必ずサジェストを取得してください。
“関連キーワード取得ツール”なら無料で取得できます。
サジェストワードを取得する理由は、”サジェストワード”=”一定数のユーザーが検索したキーワード”であり、すなわちユーザーの検索ニーズがあるからです。
サジェストワードをどれだけ多く網羅できているかが、個々の記事やwebサイト全体の評価に関わります。
検索エンジンは”情報の網羅性”を評価するので、先ほども述べた通りサジェストを多く網羅すればユーザーが知りたいと思う情報を網羅できます。
選定したSEOキーワードをマインドマップで分類する

取得したサジェストワードをマインドマップで分類していきます。
マインドマップとは
マインドマップとはもともと思考・発想法のツールの1つです。
記事構成やサイト設計を行うためにアフィリエイターには必須のツールです。

※オンラインサロンの紹介記事でもあるため、「マインドマップとは何か」を知りたい方は適宜読み飛ばしてください。
マインドマップはxMindという無料ソフトがあるのでとりあえずインストールしておきましょう!
この記事ではxMindを利用している前提で話を進めます。
さて、本題から逸れてしまったので話を戻します。
サジェストワードをマインドマップでグルーピングする
“関連キーワード取得ツール“で取得したサジェストワードを全てマインドマップに貼り付けます。
そしてサジェストワードを1つずつ分類・グルーピングしていきます。
グルーピングのコツは、サジェストワードを1段階抽象化することです。
例えば「SEO キーワード 順位 チェック」「SEO キーワード ボリューム」といったサジェストは「ツール」というグループに所属させます。
そのサジェストワードで検索して上位表示したページのタイトルからグルーピングのヒントを得るのも方法の1つです。
参考として、「SEO キーワード」のサジェストをまとめたマインドマップを載せておきますね。

1グループ=1記事となるようにサイトを設計する
次に、分類したサジェストワードをもとにサイトの設計を考えます。
基本的には1グループ=1記事となります。
ここで改めて確認してほしいことが、”ユーザーが知りたい情報”=”サジェストワード”ということです。
つまりサジェストワードのグループ毎に記事を書くことでユーザーの情婦を網羅したサイトが作れることになります。
- 「SEO キーワード 入れ方」に関する記事
- 「SEO キーワード ツール」に関する記事
- 「SEO キーワード 選び方」に関する記事
- ︙
と1つずつ記事を書いた結果、「SEO キーワード」について検索するユーザーが知りたい情報を網羅したサイトが完成します。
記事同士の関連性が高いので内部リンクを自然と貼ることができます。
情報の網羅性と自然な内部リンクによって、サイト全体が検索エンジンに高く評価されます。
サイト全体が高く評価された結果、個々の記事も上位表示可能となります。
サジェストワードを用いる真髄は、複数記事あるいはサイト全体でSEO対策ができる点です。
また、事前にサイト設計を行うことで「次は何の記事を書こう…?」という無駄な時間が無くなります。
選定したSEOキーワードを正しく設定して記事を上位表示させる

サイトの設計を終えたらあとは粛々と記事を作成していくのみです。
SEOキーワードの設定方法
せっかくリサーチしたSEOキーワードでも、記事内に正しく設定しなければ、検索エンジンから正当な評価を得られません。
webページ内には検索エンジンが「重要である」と判断する場所があります。
その場所に適切な数のキーワードを入れることが必要なのです。
SEOキーワードの入れ方については以下の記事で解説しています。

以上の4ステップを実践することで、あなたが選定したSEOキーワードで上位表示を取ることができます。
- 自社商品と関連性の高いキーワードを選ぼう
- アフィリエイト商品ならば”商標ワード” + “CVワード”を選ぼう
- 検索結果から上位表示を取りやすいキーワードであるか判断する
- 選定したキーワードのサジェストを網羅しよう
- マインドマップでサジェストを分類しよう
- 1グループ=1記事というサイト設計で記事を書こう
- 正しい場所に適切な数のSEOキーワードを設定しよう